経絡療法ってなに?
アナログで行う(整体の全てを「気」を込めた手で行う)整体です
実際の施術法は「どうやってするの?」編で述べてますが
基本は 1.骨格調整 2.経絡療法です
ごく簡単に説明すると、私たちの体内を巡る体液全てが、
滞りなく流れるためには、その道中の道筋の整備が必要なわけです。
水道管を例にとれば、長年私用しているとその内部は水垢などが堆積
して狭くなり、水も通りにくくなります。
私たちの身体の70%以上は水分ですからまず体液がスムーズに流れる
環境を作ることが大切です。
これを「町内会一斉の溝掃除理論」と呼んでます(私見ですが)。
ところで、一つ注意!
巷では水を多量に飲む健康法が流行っておりますが、上述のとおり、
水の代謝が悪くなっている人の過剰摂取は要注意です。
日本は温暖で湿潤な気候なのです。ただでさえ多湿のところへ多量の水
では、体内で水の通りが悪い人などあちこちに水溜りができてしまって
結果的にむくみや、倦怠感が取れないなどの症状になってしまうのです。
これは、植木鉢の水遣りを考えてもらうと良く分かります。
潅水の基本は、鉢の下の水受け皿を取って充分に潅水し、水を切って
皿を敷く。そうでないと、皿に水が残っていると根腐れを起こします。
「植木鉢理論」です。(これも私見ですが)
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1.骨格調整 例えば土台である骨盤の変異(歪みなど)があると
下肢ではバランスを保とうと膝や足首への過度な負担 がかかったり
します。
その結果、O脚になったり、足が吊る、浮腫(むくみ)その他様々
な症状を引き起こす元ともなります。
また、上体への影響としてはやはりバランスの問題で頭痛、肩こり
は勿論脊椎の歪みは内臓疾患まで引き起こす原因ともなります。
そこで、身体の中心である骨格を重心のとれた正常な姿にします。
ただし、筋肉を緩解すればほとんどの骨は割合簡単に動くものです
必要以上にポキポキさせるのは好ましくありません。
2.経絡療法 体調不良という不快感はこの方法で取り去る事ができます。
せっかく骨格をすっきりとバランス良く整えても内部の様子が悪
ければ直に元へ戻ってしまいます。
経絡は身体内部の至る所を深く、浅く且つ複雑に巡っています。
器官としてではなく、機能として存在するものですから目には見
えません。
とはいえ、心臓経、腎臓経が比較的分かり易いのですがその臓器
がとても深刻な状態にある場合、経絡に沿い黒いシミの線となって
目認できることがあります。
たまに見かけますが経絡の存在をはっきりと認識できる瞬間でも
あります。
「ツボを駅とすると経絡は線路」という例えはよくされます。
線路にトラブルがあると電車は走れません。
肺経から始まって12本の経絡(注1があります。
これらは連絡しあって1本になります。そして、内臓と密接な
関係にあり、体中をネットして「気」や「エネルギー」などを
伝えたり、体液の調節、体調の変化を知らせるなど重要な役割を
果たしているのです。
体調の変化は経絡を通して身体の表面に現れるので私の手でそれ
を読み取るわけです。
やみくもにマッサージをしているのではありません。
作用の悪くなっている経絡を的確に捉え、それを解すことが効果
をあげる要件なのです。
(注1 12経絡
肺経→大腸経→脾経→胃経→心経→小腸経→膀胱経→腎経→心包経→三焦経→胆経→肝経
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整体を支える裏付となるのは東洋哲学です
その中でも基本思想である陰陽五行説の考え方を柱としています
整体はこれらの考えかたを基本に例えば腰痛一つを取り上げても
骨格の様子を見たとき、骨盤の歪みや股関節や膝などの状態,
脊椎のズレとそれに伴う関連臓器の状態の予測や判断、
皮膚の状態等々、様々な要素が苦痛を発症している事もあるの
ですから患部だけ触ってお仕舞いではあまりにも安直に過ぎます
人の身体は骨や内臓、筋肉など全てが関りあって構成されています
その関係を読み取る事が的確な処置につながってきます。
的確に診れると逆に整体では不利という判断も下せるということです。
当然ながら整体の範疇に無い状態があると病院での検査を勧めます
身体から発する様々な信号を把握する為の判断基準に陰陽五行説
がありますので参考までに下記で簡単にご紹介します。

陰陽説 宇宙に存在する万物は全て陰と陽があってバランスを
保っているという考え方
天が 陽 なら 地 は 陰 というように他にも
太陽 → 月
男 → 女
などの相対関係があります
五行説 天地には木・火・土・金・水の5つの要素があり
人の体内の臓腑の関係にその要素を当てはめて考えます
人の身体の変化は天地の運行と深い係りがあって
常に影響を受けているというわけです
上の表の見方
木は火を生んで土と化し、やがて金属を生み
間から水が生ずる。そこからまた木を生まれる
つまり、ある要素の前の要素を母として子を生む
相性関係
と
木は土を抑え土は水を止め水は火を消し火は金を溶かすという
相剋関係
で
五行のサイクルのバランスを保っていけるわけです。
この様に、木・火・土・金・水に対して
肝臓・心臓・秘蔵・肺臓・腎臓の働きを当てはめて
様々な身体の生理や病気を考えようとしているわけです。
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予防医学
陰陽五行説から私たちの身体を捉えると、東洋医学の本来の姿は
日常生活を大過なく健康に過すことのできる身体をつくる事
すなわち病気を予防する(未病といいます)事に大きな意義があります
陰陽五行説は現在の身体の状態を宇宙の摂理に併せて判断する方法です
さらに具体的に診たてる方法として「気」、「血」、「水」の流れが
どうなっているのかを知る事で身体の好不調の程度を判断していきます
整体実技では陰陽五行を基本理念に「気」、「血」、「水」のバランスが
良ければ健康を保つ事が出来るという考えから体系付けられたものです.